ちから‐おび【力帯】
からだに力を入れられるように、特に強く帯を締めること、また、その帯。
力(ちから)及(およ)ばず
1 努力したが願いや思いがかなわない。力が足りない。「—落第してしまった」 2 他に適当な方法がない。しかたがない。やむを得ない。「不吉なりとてしきりに辞し申しけれども、勅命なれば—」〈平家・六〉
ちから‐かげん【力加減】
作業などに必要な力の量や程度。「繊細な—が必要だ」
ちから‐かんけい【力関係】
権力・財力・能力などの優劣による、二つ以上のものの関係。「ヨーロッパ諸国の—」
ちから‐がみ【力紙】
1 力の強くなることを祈って、噛(か)んで丸めた紙を仁王像に投げつけること。また、その紙。 2 とじ目や合わせ目などを補強するために張る紙。 3 相撲で、土俵上の力士がからだを拭い清める紙。半紙...
ちから‐がわ【力革】
1 馬具の名。鐙(あぶみ)を下げるために鞍橋(くらぼね)の居木(いぎ)と鐙の鉸具頭(かこがしら)とをつなぐ革。 2 近世、鎧(よろい)の袖の裏面や佩楯(はいだて)の家地(いえじ)に、伸び縮みを抑...
ちから‐ぎ【力木】
他の物に添えて、その物を支えたり強化したりする棒杭。
ちから‐くらべ【力競べ/力比べ】
1 肉体的な力の強さをくらべ合うこと。「息子と—をする」 2 学問や技術などの優劣をきそうこと。
ちから‐ぐさ【力草】
1 オヒシバの別名。 2 (「力種」とも書く)頼りになるもの。力と頼むもの。「砂は足もとからくずれ、—と頼む昼顔はもろくちぎれてすべりおちる」〈寅彦・花物語〉 3 タカが捕らえた鳥の飛び立つのを...
ちから‐ぐさり【力鏈】
急勾配(こうばい)の屋根に登ることができるように、棟から軒先に垂れさげたくさり。