ちから‐だめし【力試し】
体力や能力の程度をためすこと。「—に模擬テストを受ける」
ちからぢから・し【力力し】
[形シク]いかにも力強く感じられるさま。「爪弾きをいと—・しうし給ひて」〈落窪・一〉
力(ちから)尽(つ)・きる
持っている力をすべて使い果たし、それ以上の力が出せなくなる。「—・きて降服する」
ちから‐づ・く【力付く】
[動カ五(四)]勢いがつく。気力が出る。「彼女の励ましでようやく—・いた」 [動カ下二]「ちからづける」の文語形。
ちから‐づ・ける【力付ける】
[動カ下一][文]ちからづ・く[カ下二]元気が出るように励ます。元気づける。「温かい言葉で—・ける」
ちから‐づな【力綱】
1 力を出すために握る綱。特に、分娩時に産婦がいきむために握る綱。 2 すがって頼りにするもの。「友情を—にして生きる」
ちから‐づよ・い【力強い】
[形][文]ちからづよ・し[ク] 1 いかにも力がありそうに見えるさま。力がこもっていて頼もしく感じられるさま。「—・い横綱の土俵入り」「—・い演説」 2 たよりになるさま。安心できるさま。気強...
ちから‐な・い【力無い】
[形][文]ちからな・し[ク] 1 体力・気力を失って元気がない。「—・くつぶやく」「—・い足取り」 2 しかたがない。どうしようもない。「さらんには—・しとて、そののち沙汰もなかりしを」〈平家・四〉
力(ちから)に余(あま)・る
自分の力以上のことである。手に負えない。力が及ばない。「今度の任務は—・る」
力(ちから)に◦する
頼りとする。よりどころにする。「兄を—◦する」