ちくら【筑羅/舳】
《日本と朝鮮半島との境にある巨済島の古称「涜盧(とくら)」の音変化とも、「筑」は筑紫、「羅」は新羅(しらぎ)のことともいう》日本とも中国ともつかないこと。どっちつかず。筑羅が沖。「頭は日本、胴は...
ちくら‐が‐おき【筑羅が沖】
「筑羅」に同じ。「和漢まぜこぜ、—だ」〈洒・辰巳婦言〉
ちくら‐の‐おきど【千座の置き戸】
祓(はらえ)のとき、罪の償いとして出す多くの品物。「八百万の神共に議(はか)りて、速須佐之男命に—を負(おほ)せ」〈記・上〉
ちくら‐もの【筑羅者】
日本人とも中国人ともいえないどっちつかずの者。素性の知れない者。「唐と日本の潮ざかひ、—かと疑へり」〈浄・国性爺〉
チクラーヨ【Chiclayo】
ペルー北西部の都市。ランバイエケ県の県都。近隣にはシパン王墓博物館やシカン博物館、ブリューニング考古学博物館があり、シパン遺跡などの出土品を展示する。チクラヨ。