ちくら【筑羅/舳】
《日本と朝鮮半島との境にある巨済島の古称「涜盧(とくら)」の音変化とも、「筑」は筑紫、「羅」は新羅(しらぎ)のことともいう》日本とも中国ともつかないこと。どっちつかず。筑羅が沖。「頭は日本、胴は...
ちくら‐が‐おき【筑羅が沖】
「筑羅」に同じ。「和漢まぜこぜ、—だ」〈洒・辰巳婦言〉
ちくら‐の‐おきど【千座の置き戸】
祓(はらえ)のとき、罪の償いとして出す多くの品物。「八百万の神共に議(はか)りて、速須佐之男命に—を負(おほ)せ」〈記・上〉
ちくら‐もの【筑羅者】
日本人とも中国人ともいえないどっちつかずの者。素性の知れない者。「唐と日本の潮ざかひ、—かと疑へり」〈浄・国性爺〉
チクラーヨ【Chiclayo】
ペルー北西部の都市。ランバイエケ県の県都。近隣にはシパン王墓博物館やシカン博物館、ブリューニング考古学博物館があり、シパン遺跡などの出土品を展示する。チクラヨ。
ちくり
[副] 1 針のように先のとがったもので刺すさま。また、そのような痛みを感じるさま。「蜂が—と刺す」「首筋が—とする」 2 人の心を刺激するような物言いをするさま。「—といやみを言う」
ちくり‐ちくり
[副]針などで続けて皮膚を刺したり突いたりするさま。また、言行が何度も人を刺激するさま。「あちこち—(と)さす」「—(と)皮肉を言う」
ちく‐りゅう【矗立】
[名](スル)まっすぐに立つこと。そびえ立つこと。「—千尺、空を摩(な)でそうな杉の樹立」〈二葉亭・浮雲〉
ちく‐りょく【畜力】
耕具などを引く、家畜の労働力。
ちくりょく‐き【畜力機】
畜力を動力とする、揚水・もみすりなどの機械。