ち‐ふ【茅生】
一面にチガヤの生えている所。茅原(ちはら)。「浅茅原(あさぢはら)—に足踏み心ぐみ我(あ)が思ふ児らが家のあたり見つ」〈万・三〇五七〉
ち‐ふ【地府】
1 《地の府庫の意》豊かな地。また、大地。「車馬門前に群集(くんしゆ)して、—に雲を布(し)き」〈太平記・一一〉 2 《「ぢふ」とも》冥土(めいど)。また、閻魔(えんま)大王。「我死して—の官人...
ち‐ふ【知府】
1 中国の官名。府の長官。宋代に創設され清代まで行われた。知府事。 2 府の行政をつかさどる長官。府知事のこと。「即今の—知県なり」〈新聞雑誌四〇〉
ち‐ふじょう【血不浄】
出産のけがれ。また、その忌み。
チフス【(ドイツ)Typhus/(オランダ)typhus】
《「チブス」とも》腸チフス・パラチフス・発疹(ほっしん)チフスの略称。特に、腸チフスのこと。 [補説]「窒扶斯」とも書く。
チフス‐きん【チフス菌】
腸チフス菌のこと。
チフテ‐の‐とう【チフテの塔】
《Çifte Minare》トルコ中東部の都市シバスの市街中心部にあった神学校の2本の尖塔。13世紀末に創設された神学校があったが、長年にわたって放置された後、20世紀初頭に失われた。現在は正面...
チフテ‐ミナーレ【Çifte Minare】
⇒チフテの塔
チフリス【Tiflis】
トビリシの旧称。
ちふり‐の‐かみ【道触の神】
《「ちぶりのかみ」とも》陸路・海路の旅の安全を守る神。「わたつみの—にたむけするぬさの追風やまず吹かなむ」〈土佐〉