ち‐ぶ【恥部】
1 「陰部」に同じ。 2 人に知られたくない、恥ずべき部分。暗部。「社会の—を暴く」
ち・ぶ【禿ぶ】
[動バ上二]「ち(禿)びる」の文語形。
ち‐ぶくら【乳脹】
1 三味線(しゃみせん)の棹(さお)の上端、糸倉(いとぐら)の下で、左右に丸くふくれた所。ちぶくろ。 2 鼓の両端の、ふくらんだ所。ちぶくろ。
ち‐ぶくろ【乳袋】
1 ⇒ちぶくら 2 乳房。「こなたは—もよいによって」〈浮・胸算用・三〉
ち‐ぶさ【乳房】
哺乳類の胸や腹にある皮膚の隆起した乳腺の開口部。雌では成熟や妊娠につれて発達する。動物の種類によって一ないし数対ある。ち。ちち。にゅうぼう。 [補説]書名別項。→乳房
ちぶさ【乳房】
伊集院静の短編小説。自身の体験をもとに、白血病を患った妻との交流を描く。平成2年(1990)刊行。翌年、第12回吉川英治文学新人賞受賞。平成5年(1993)根岸吉太郎監督により映画化。
ちぶさ‐ぐも【乳房雲】
乳房がたくさん垂れ下がっているように見える雲。積乱雲に多いが、層積雲・高積雲・巻雲・巻積雲にも見られることがある。にゅうぼううん。
ちぶさになったおとこ【乳房になった男】
《The Breast》米国の作家、フィリップ=ロスの小説。1972年刊行。ユダヤ人の文学教授デビッド=ケペシュを主人公とするシリーズの一つ。突然乳房に変身してしまった主人公の困惑を描く。
チブス【(ドイツ)Typhus/(オランダ)typhus】
⇒チフス
ち‐ぶつ【地物】
1 建物・樹木・岩石など、地上にある一切の物。 2 軍隊で、地上にあって敵の目や砲火から身を隠す物。