ちゃ‐しき【茶式】
茶の湯の作法・方式。千利休により大成されたといわれる。
ちゃ‐しつ【茶室】
茶事を行うための室。日本独特の建築様式で、四畳半を基準とし、中央に炉を切り、床の間・にじり口などがついている。囲(かこい)。数寄屋。
ちゃ‐しぶ【茶渋】
茶をいれたあとに、茶碗や急須(きゅうす)などにつく、茶の垢(あか)。
ちゃ‐しゃく【茶杓】
抹茶をすくう細長いさじ。主として竹製であるが、象牙(ぞうげ)・塗り物・木地・鼈甲(べっこう)・金属製などもある。象牙または竹の節なしを真(しん)、竹製で切止め近くに節のあるものを行(ぎょう)、中...
チャシュマ‐アイユブ【Chashmai Ayub】
ウズベキスタン南東部の都市ブハラの旧市街にある廟。アイユブとは旧約聖書に登場する預言者ヨブのことであり、「ヨブの泉」を意味する。14世紀に泉が湧出した場所に廟が築かれて以降、何度も増築が繰り返さ...
ちゃ‐しん【茶神】
茶を販売する者が神として祭る、中国の陸羽(りくう)の像。茶の神。
ちゃ‐じ【茶事】
1 茶の湯で、懐石を伴った客のもてなし。 2 茶の湯に関する事柄。
ちゃじ‐しちしき【茶事七式】
茶会の7種類の方式。暁の茶事、朝の茶事、正午の茶事、夜咄(よばなし)の茶事、不時(ふじ)の茶事、飯後(はんご)の茶事、跡見(あとみ)の茶事。
ちゃ‐じゅ【茶寿】
《「茶」の字を分解すると「十」「十」「八十八」となるところから》108歳のこと。また、その祝い。
ちゃ‐じん【茶人】
1 茶の湯を好む人。茶道に通じた人。茶道の宗匠。 2 普通の人と違った好みのある人。物好き。風流人。