かざ‐はな【風花】
《「かざばな」とも》 1 晴天に、花びらが舞うようにちらつく雪。山岳地帯の雪が上層気流に乗って風下側に落ちてくるもの。《季 冬》「山国の—さへも荒けなく/虚子」 2 初冬のころの晴れた日、風が吹...
め‐ぼし【目星】
1 目当て。見当。見込み。 2 目の角膜の縁に、粟粒ほどの小さな白い濁りのできたもの。星目。 3 疲れたときや頭を打ったときなどに目にちらつく星のようなもの。「やうやうひだるさに—の花の散るなら...
ぶら‐つ・く
[動カ五(四)] 1 垂れ下がって揺れる。ぶらぶらする。「ひょうたんが風に—・く」 2 あてもなく歩きまわる。「川べりを—・く」 3 すぐ前にちらつく。「優勝が目の前に—・く」 [可能]ぶらつける
め‐さき【目先/目前】
1 すぐ目の前。眼前。「恋敵の顔が—にちらつく」 2 目の前にある物事。その時その場。当座。「—の利益を追う」「—のことにとらわれる」 3 ごく近い将来を見通すこと。また、先の見通し。「—の見え...
ちら‐め・く
[動カ五(四)]「ちらつく」に同じ。「—・く裸灯(はだかび)に頻りと瞬きばかりしていた」〈里見弴・多情仏心〉