かぜ‐の‐はふり【風の祝】
風を鎮めるために、風の神を祭る行事。また、その行事をつかさどる神職。風の祝子(はふりこ)。「けさみれば木曽路の桜咲きにけり—にすきまあらすな」〈散木集・一〉
かたち【形/容】
1 見たり触れたりしてとらえることができる、物の姿・格好。物体の外形。「山の美しい—」「影も—も見えない」 2 ㋐まとまり整った状態をもって表にあらわれた、物事の姿。形態。「合議制の—をとる」「...
肩(かた)がつか・える
⇒支(つか)える5
かた‐つ‐かた【片つ方】
1 二つあるものの一方。片一方。「御手—をばひろげたるやうに」〈更級〉 2 もう一つの方。他方。「甲斐ある御事を見奉り喜ぶものから、—には、覚束(おぼつか)なく悲しきことのうち添ひて絶えぬを」〈...
片目(かため)が明(あ)・く
1 相撲で、2日目以後に初めて勝ち星をあげる。また一般に、スポーツなどで、負けつづけてやっと1勝をあげる。 2 文字を少し読める。「ただ読めかし、と言ふ。いかでか、片目もあきつかうまつらでは、と...
がた‐ぴし
[副](スル)《「がたびし」とも》 1 建物や家具などのつくりが悪く、また、扱いが乱暴なために、きしむさま。また、その音。「ふすまが—する」「雨戸を—(と)開ける」 2 物と物とがぶつかり合って...
カタック【(ヒンディー)kathak】
インド北部地方に広く伝承されている舞踊。あいさつの部分、複雑なステップを踏む部分、黙劇的部分の三つから構成されており、足首にはそれぞれ100個以上の鈴を巻きつけて踊る。
せっ‐ぺん【雪片】
雪のひとひら。雪の結晶体が互いにいくつか付着して、ある大きさになったもの。《季 冬》「—のつれ立ちてくる深空(みそら)かな/素十」 [補説]書名別項。→雪片
背中(せなか)に眼(め)はなし
自分の背後は見えないものだ。陰で働く悪事には気がつかないことのたとえ。
われ‐ずもう【割れ相撲】
勝負のつかない相撲。