つちや‐ぐら【土屋倉】
壁を土や漆喰(しっくい)で塗り固めた倉庫。土蔵。「五間ばかりなる檜皮屋(ひはだや)のしもに—などあれど」〈大和・一七三〉
つちやま【土山】
滋賀県南東部、甲賀(こうか)市の地名。鈴鹿峠をひかえる東海道の宿場町として発達。→間(あい)の土山
つちゆ‐おんせん【土湯温泉】
福島市南西部の温泉。吾妻連峰の吾妻小富士東麓にある。泉質は単純温泉・炭酸水素塩泉・硫黄泉。
つち‐ゆび【槌指】
《曲がった指の形が木槌に似ていることから》突き指による骨折、腱の断裂が原因で指の第一関節の先が垂れて戻らなくなる症状をいう。ハンマー指。
つち‐よし【土吉】
「吉」の俗字である「𠮷」のこと。「吉」と区別するときの呼び方。→さむらいよし
つち‐よせ【土寄せ】
[名](スル)生育中の畑作物の根元に土を寄せかけること。作物の倒伏や根の動揺を防ぎ、また除草のために行う。「ネギに—する」
つち‐ろう【土牢】
土を掘ってつくった牢。
つち‐わり【土割(り)】
農具の一。土の塊を割り砕くのに用いる、長い柄のついた槌(つち)。
つちをながめて【土を眺めて】
窪田空穂の歌集。大正7年(1918)刊。