つちけ‐いろ【土気色】
土のような色。生気を失った人の顔色などにいう。つちいろ。
つち‐けむり【土煙】
土や砂が煙のように立ちのぼったもの。つちけぶり。「—を上げて車が走る」
つち‐こつ【槌骨】
耳小骨の一。鼓膜と砧(きぬた)骨の間にある小さな骨。ついこつ。
つち‐こね【土捏ね】
1 土をこねること。 2 壁塗りをする職人。左官。 3 壁土をこねる道具。
つち‐ざいく【土細工】
土を焼いてつくった細工物。「深草の里は、家ごとに焼物、—を商ふ見ゆれば」〈滑・膝栗毛・六〉
つちざき【土崎】
秋田市の地名。旧雄物川(おものがわ)の河口港で、近世、土崎湊(つちざきみなと)と称し日本海の港として繁栄。現在は秋田港と改称。
つち‐しき【土敷】
御帳台(みちょうだい)の浜床(はまゆか)の上に敷く繧繝縁(うんげんべり)の畳。
つち‐すがり【土棲蜂】
ジガバチ科のハチ。体長約1センチ。体は黒色の地に黄色の帯があり、腹の各節はくびれる。地中深く穴を掘り、狩った甲虫の幼虫やハナバチなどを運び入れて卵を産みつける。
つち‐すり【腴】
《水底の土を磨(す)る意から》魚の腹の太ったところ。すなずり。〈和名抄〉
ツチ‐ぞく【ツチ族】
アフリカのルワンダおよびブルンジに住む牧畜民族。両国の人口の1〜2割を占める。多数派民族フツ族とは長年抗争状態にあり、1994年には80〜100万人のツチ族がフツ族に虐殺される事態にまで発展した...