• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像
連語《完了の助動詞「つ」の終止形+推量の助動詞「べし」。この場合の「つ」は強調用法
  1. 推量予想の意を表す。きっと…だろう。…してしまうにちがいない。

    1. 「あやまちして、見む人のかたくななる名をも立て—◦べきものなり」〈・帚木〉

  1. 意志を表す。きっと…しよう。…してしまうつもりだ。

    1. 「いとつれづれなるをなむ、慰め—◦べくておはせ」〈落窪・一〉

  1. 可能、または可能推量の意を表す。きっと…することができる。…できそうだ。

    1. 「中の品のけしうはあらぬ、えり出で—◦べき頃ほひなり」〈・帚木〉

  1. 当然の意を表す。きっと…するはずである。

    1. 「楊貴妃の例 (ためし) も引き出で—◦べくなりゆくに」〈桐壺

    2. 「親のため、妻子のためには、恥をも忘れ、盗みもし—◦べき事なり」〈徒然・一四二〉
  1. 適当の意を表す。…するのがよい。

    1. 「かやうの事こそは、かたはらいたきことのうちに入れ—◦べけれど」〈・一〇二〉

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。