つま‐がさね【夫重ね】
夫がありながら、他の男と肉体関係を結ぶこと。「せめて濁らぬ人さんと道ならねども—」〈久保田彦作・鳥追阿松海上新話〉
つまぎ【妻木】
松瀬青々の個人句集。明治37年(1904)から明治39年(1906)にかけて、冬、新年および春、夏、秋の4分冊で刊行。
つまき‐ちょう【褄黄蝶】
シロチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張約5センチ、白色で、前翅の先がとがり、雄ではここが橙黄色。裏面に雲状斑がある。幼虫の食草はタネツケバナなど。九州以北に分布。
つま‐ぎ【爪木】
《爪先で折りとった木の意》薪にするための小枝。たきぎ。
つま‐くれない【爪紅】
《花で爪を赤く染めたところから》ホウセンカの別名。つまべに。
つま‐くれない【端紅】
扇や巻紙などの縁を赤く染めること。また、そのもの。
つま・ぐ【褄ぐ】
[動ガ下二]裾を持ち上げる。はしょる。「尻も—・げてとらし」〈浮・親仁形気・三〉
つま‐ぐし【爪櫛】
歯の多い、目のつまった櫛。一説に、爪形の櫛。
つま‐ぐ・る【爪繰る】
[動ラ五(四)]爪先または指先で繰る。「数珠を—・る」
つま‐ぐろ【端黒/褄黒】
縁の黒いこと。また、そのもの。