つら‐ぶち【面扶持】
江戸時代、家族の人数によって与えられた扶持米(ふちまい)。めんぶち。
つら‐ぼね【頰骨】
「ほおぼね」に同じ。〈和英語林集成〉
つらま・える【捉まえる】
[動ア下一]つかまえる。とらえる。「行きなり伯母の袂を—・えて」〈三重吉・小鳥の巣〉
つらま・る【捉まる】
[動ラ五(四)] 1 とらえられる。つかまる。「泥棒が—・ったんだって」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 すがる。とりすがる。「障子へ—・った儘、しばらく茫然として居たが」〈漱石・草枕〉
つら‐み【辛み】
つらいこと。つらい気持ち。→恨(うら)み辛み
つら‐みせ【面見世】
「顔見世3」に同じ。
つ◦らむ
[連語]《完了の助動詞「つ」の終止形+推量の助動詞「らむ」》…てしまっているだろう。…ただろう。「橘の照れる長屋に我(わ)が率(ゐ)寝し童女(うなゐ)放りに髪上げ—◦らむか」〈万・三八二三〉 「...
つらゆきしゅう【貫之集】
紀貫之の家集。成立年は未詳で、10世紀中頃とされる。三十六人集の一つ。
つら‐よごし【面汚し】
その人の属する社会や仲間の名誉を傷つけること。面目を失わせること。「旅の恥はかき捨てでは日本人の—になる」
つらら【氷柱/氷】
1 水のしずくが凍って、軒下や山の岩などに棒状に垂れ下がったもの。垂氷(たるひ)。《季 冬》「みちのくの町はいぶせき—かな/青邨」 2 こおり。「書き流すあとは—にとぢてけり何を忘れぬ形見とか見...