のろま‐づかい【野呂間遣い/野呂松遣い】
野呂間人形をあやつる人。
ばい‐と・る【奪ひ取る】
[動ラ四]「うばいとる」に同じ。「かくしつる気色(けしき)を見て、—・りて返ししたり」〈かげろふ・上〉
はく‐さん【白山】
岐阜・石川両県にまたがる火山。最高峰は御前峰(ごぜんみね)の標高2702メートル。古くから信仰の対象とされ、富士山・立山(たてやま)とともに日本三名山の一。しらやま。 石川県南東部にある市。...
計(はか)り無(な)・し
1 手立てがない。どうしようもない。「—・く便りなき学生」〈宇津保・祭の使〉 2 無量である。数えきれない。計りきれない。「一日の出家の功徳は—・きものなれば」〈源・夢浮橋〉 3 (「言うはかり...
はえよけ‐だま【蠅除け玉】
ハエを寄せつけないために天井からつるす金銀色のガラス玉。理髪店や蕎麦(そば)屋などで用いた。
はかま‐かずら【袴葛】
マメ科の常緑の蔓植物(つるしょくぶつ)。紀伊半島以西の海岸の森林内に自生。葉は心臓形で先が二つに裂けており、袴の形に似る。初夏、淡黄緑色の花を総状につける。
はえ【鮠】
オイカワの別名。また、ウグイの別名。《季 春》「—つるやゆらぐ筏を踏みわたり/素十」
は・う【這う/延う】
[動ワ五(ハ四)] 1 手足を地面・床などにつけて進む。腹這いになって進む。また、腹這いになる。「赤ん坊が—・う」「はたいて土俵に—・わせる」 2 虫や蛇などが、からだで地をするようにして進む...
はうくず‐の【這ふ葛の】
[枕]葛のつるが長く伸び分かれ、末にあうところから、「いや遠長く」「絶えず」「後もあふ」にかかる。「—いや遠長く万代(よろづよ)に」〈万・四二三〉 「—絶えず偲(しの)はむ大君の」〈万・四五〇九〉
はな‐めがね【鼻眼鏡】
1 鼻の根本を挟んでかける、両耳に渡すつるのない眼鏡。 2 眼鏡がずれて鼻先にかかっていること。