手(て)が掛(か)か・る
1 手数を必要とする。世話がやける。「幼い子供に—・る」 2 手でつかんだ状態になる。「刀の柄(つか)に—・る」
て‐がかり【手掛(か)り/手懸(か)り】
1 手をかける所。よじ登るときにとりつく所。「—のない一枚岩」 2 問題を解決するためのいとぐち。「捜査の—をつかむ」「問題を解く—がない」
て‐がき【手書(き)/手描(き)】
1 印刷したりタイプライターなどを使ったりしないで、自分で文字や絵を書くこと。また、書いたもの。「—の年賀状」 2 型紙による摺(す)り染めや機械捺染(なっせん)ではなく、手で描いて模様を染色す...
て‐がき【手舁き】
輿(こし)などの乗り物の棒を肩にかつがず、手で支えて運ぶこと。「御乗物—に舁き据ゑ」〈浄・忠臣蔵〉
手(て)が利(き)・く
技量がすぐれている。「いと手利きたる御心ばへなりな」〈大鏡・道長下〉
てがき‐にゅうりょく【手書(き)入力】
パソコンのマウスやペンタブレットを用いて、紙に記すときのように画面上で文字を書き、入力する方式。スマートホンなどの場合はタッチパネル上を指でなぞる。日本語入力システムや辞書アプリなどで利用される...
てがき‐もじにゅうりょく【手書(き)文字入力】
⇒手書き入力
てがきもじ‐にんしき【手書き文字認識】
手書きされた文字を、コンピューターで扱える文字(文字コード)に変換する機能。
手(て)が切(き)・れる
1 関係がなくなる。縁が切れる。「悪い仲間と—・れる」 2 紙幣などの真新しいさまの形容に用いる。「—・れそうな新札」
て‐が・ける【手掛ける/手懸ける】
[動カ下一][文]てが・く[カ下二] 1 みずからその物事を扱う。「—・けたことのない仕事」 2 心をこめて世話や指導をする。「私の—・けた生徒」