て‐ぶり【手風/手振り】
ならわし。風習。風俗。「天離(あまざか)る鄙(ひな)に五年住まひつつ都の—忘らえにけり」〈万・八八〇〉
て‐ぶり【手振り】
1 手を振ること。手を動かすこと。また、その手つき。「身ぶり—で説明する」 2 取引所で、場立ちが売買のための合図を手で示すこと。また、その場立ち。 3 競り市などで、競り人が値段をつけるために...
てぶり‐あみがさ【手振り編み笠】
編み笠以外は何も持っていないこと。無一文。手拍(てびょう)編み笠。「無理に離縁を取って出ましたが、—、…何一つもくれませぬ」〈円朝・真景累ヶ淵〉
てぶり‐うぐいす【手振り鶯】
鳴き声をたてない鶯。手振りで示すであろうというしゃれ。「声せぬ夏の—」〈浄・油地獄〉
て‐ぶれ【手ぶれ】
写真などを撮る際に、カメラを持つ手が振れること。また、そのために画像がぼけること。
てぶれ‐ほせい【手ぶれ補正】
写真などを撮る際の手ぶれを防ぐために、レンズやカメラ本体に組み込まれた光軸を補正する機構。双眼鏡に搭載することもある。→イメージセンサーシフト式手ぶれ補正 →光学式手ぶれ補正 →電子式手ぶれ補正
て‐ぶんこ【手文庫】
手もとに置いて、手紙や書類などを入れる小箱。