て◦まし
[連語]《完了の助動詞「つ」の未然形+推量の助動詞「まし」》 1 事実に反することを、不満や後悔の思いで想像する意を表す。…すればよかっただろうのに。「昼ならましかば、覗(のぞ)きて見たてまつり...
てま‐しごと【手間仕事】
1 手間のかかるめんどうな仕事。「—をいとわない」 2 手間賃を取ってする仕事。「いくらにもならない—」
てま‐ぞん【手間損】
手間がかかるわりに利益や効果の少ないこと。手間潰(つぶ)し。
て‐また・し【手全し】
[形ク]人柄が実直である。律義である。「しゃれたる女を成る程—・く作りて(実ハ)物盗りの腰本」〈浮・織留・六〉
てま‐だい【手間代】
「手間賃(てまちん)」に同じ。
て‐まち【手待ち】
1 仕事時間中にする仕事がなくて、手を空けた状態で仕事がくるのを待っていること。「—時間」 2 将棋で、自分から仕掛ける有効な手がないとき、損をしない不急の手をさして相手の動き方を見ること。また...
てまち‐じかん【手待ち時間】
勤務時間でありながら、する仕事がなくて仕事がくるのを待っている時間。
てま‐ちん【手間賃】
手間に対して支払われる賃金。手間。手間代。
てま‐つぶし【手間潰し】
「手間損(てまぞん)」に同じ。
てま‐とり【手間取り】
手間賃をもらって雇われること。また、その人。「お客様のお望みに従って、艶物を書いてお目にかける—だ」〈芥川・戯作三昧〉