てんい‐アールエヌエー【転移RNA】
たんぱく質の生合成において、特定のアミノ酸と結合して、伝令RNAとリボゾームの結合体に運ぶリボ核酸。リボゾーム上で、アミノ酸を伝令RNAの情報通りに配列、たんぱく質が組み立てられる。トランスファ...
てんい‐おんど【転移温度】
相転移が生じる温度。気相、液相、固相間の構造的な転移や、電気伝導における常伝導から超伝導への転移が起こる温度などを指す。→転移点
てんい‐かくりつ【転移確率】
⇒遷移確率
てんい‐がくしゅう【転移学習】
ディープラーニングなどの機械学習において、ある学習済みのモデルを別の分野に適用すること。ニューラルネットワークのパラメーターに若干修正を加えるだけで、はじめから学習し直すよりも効率よく学習するこ...
てんい‐こうそ【転移酵素】
化合物の基を転移させる反応を触媒する酵素。アミノ基転移酵素(トランスアミナーゼ)・燐酸基(りんさんき)転移酵素(ホスホトランスフェラーゼ)など。トランスフェラーゼ。
てんい‐こうどう【転位行動】
動物行動学において、ある個体が、たとえば「攻撃と逃避」など相反する衝動が拮抗したときに取る、無関係な行動。闘争中の鳥が地面をつついたり、求愛中の魚が砂掘り行動をしたりするなど。人間の心理学におけ...
てんい‐しせき【天威咫尺】
《「春秋左伝」僖公九年から》天子のそば近くに仕えること。
てんい‐せい【転移性】
発病原因となる細胞などが血液の流れなどによって運ばれ、別の部位で発症すること。発病原因が別の臓器にあること。「—肺がん」
てんいせい‐かんがん【転移性肝癌】
肝臓以外の臓器で発生した癌が肝臓に転移した癌。肺癌・胃癌・膵(すい)癌・大腸癌・胆嚢(たんのう)癌などからの転移が多い。→原発性肝癌
てんいせい‐がん【転移性癌】
⇒続発性癌