さいひょう‐せん【砕氷船】
氷海の氷を砕きながら航行できるように設計された船。日本では南極航海で宗谷、次いでふじ、しらせが活躍した。《季 冬》「闃(げき)として—も横はる/碧梧桐」
ざいだん‐ほうじん【財団法人】
一定の目的のために提供された財産を運用するため、その財産を基礎として設立される法人。一定の要件を満たすことで設立できる一般財団法人と、公益法人として認定を受けた公益財団法人がある。→社団法人
サイボーグ【cyborg】
《cybernetic organismから》宇宙空間や海底などの特殊な環境に順応できるように、人工臓器でからだの一部を改造した人間。改造人間。
さいぼう‐ばん【細胞板】
植物の細胞分裂の際、その終期に二つの娘細胞間にできる隔膜。分裂後、隔膜にセルロースが沈着することで、細胞壁となる。
さいぼう‐ファイバー【細胞ファイバー】
細胞を培養し、ひも状にしたもの。アルギン酸カルシウムなどのヒドロゲルによるチューブの内部に細胞を閉じ込めて培養し、のちにゲルを溶かすことで得られる。細胞外基質も含まれ、細胞組織を長期間維持できる...
さいぼうばいよう‐ワクチン【細胞培養ワクチン】
細胞培養によって製造されたワクチン。哺乳動物や昆虫の細胞を使って、ワクチンの製造に必要なウイルスを培養する。大量のワクチンを短期間に製造できるため、インフルエンザの大流行に備えて製造施設の整備が...
さいへんきょうか‐ほう【再編強化法】
《「農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律」の略称》農林中央金庫が会員である農林水産業の協同組合に対して、信用事業の再編や強化を図るために必要な指導や基本...
さいぼう‐かぶ【細胞株】
生体から単離した細胞や、遺伝子などに何らかの手を加えた細胞が、一定の性質を保ったまま、長期間にわたって安定的に増殖・培養できる状態になったもの。
さいぼう‐かんげき【細胞間隙】
植物の組織を構成する細胞と細胞との間に、成長に伴ってできるすきま。葉の海綿状組織、水生植物の葉柄の通気組織などにみられる。
さいていげんど‐の‐せいかつ【最低限度の生活】
健康で文化的な生活水準を維持することができる状態。日本国憲法第25条、および生活保護法などで保障された国民の権利の一つ。ナショナルミニマム。 [補説]憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活...