でん‐こ【伝戸】
律令制で、宿駅の伝馬(てんま)の世話をする正丁を出した家。
でん‐こ【佃戸】
中国、唐末に発生した小作農。宋代には荘園の耕作に従事し、事実上農奴であったが、のちに自立し、清代には地主と対等の関係にあった。
でん‐こ【電弧】
気体中の放電で生じる弧状の発光部分。電気火花。アーク。
でん‐こう【電工】
1 電気工事をする作業員。電気工。 2 「電気工業」の略。社名などに用いる。
でん‐こう【電光】
1 雷雲中や雷雲間、または雲と地面との間に起こる、火花放電の際の発光現象。雷鳴を伴うことが多い。稲妻(いなずま)。稲光(いなびかり)。 2 電灯の光。
でんこう‐けいじばん【電光掲示板】
電球や発光ダイオードを格子状に多数配列し、それらを点滅することにより文字や絵図を表示する装置。
でんこう‐せっか【電光石火】
1 稲妻や火打ち石が発する閃光(せんこう)。きわめて短い時間のたとえ。 2 動作が、きわめて速いこと。すばやいこと。「—の早業(はやわざ)」
でんこう‐ちょうろ【電光朝露】
いなびかりと朝の露。はかなく消えやすいことのたとえ。「—の命」
でんこう‐ニュース【電光ニュース】
配列した多数の電球や発光ダイオードの点滅によって文字を描き出し、ニュースなどを速報する装置。
でんこうろく【伝光録】
鎌倉時代の仏教書。2巻。瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)述。編者未詳。釈迦より達磨大師に至るインドの仏祖29人、慧能(えのう)より天童如浄に至る中国の祖師22人、日本の道元・懐奘(えじょう)の計5...