かく‐そう【核相】
細胞核内の染色体の構成。1組の染色体をもつ状態を単相といい生殖細胞でみられ、2組のときは複相といい体細胞でみられる。
につこ‐らし・い【似つこらしい】
[形][文]につこら・し[シク] 1 似つかわしい。ふさわしい。「年頃といい、家柄といい、恰(ちょう)ど—・い夫婦故」〈嵯峨の屋・初恋〉 2 よく似ている。あまりに似ていて紛らわしい。「書きし字...
レイノルズ‐すう【レイノルズ数】
流体力学において、粘性をもつ流体のふるまいを特徴づける値。典型的な流速U、流体中の物体の大きさL、粘性率η、密度ρを用いると、無次元量の数R=ρUL/ηが導かれる。このRをレイノルズ数といい、R...
なつめ【棗】
1 クロウメモドキ科の落葉高木。葉は卵形で、3本の脈が目立ち、互生する。夏、黄緑色の小花をつけ、楕円形の実を結び、暗赤褐色に熟す。実は食用に、また漢方で乾燥させたものを大棗(たいそう)といい、強...
なら
[副助]《断定の助動詞「なり」の未然形から》体言に付く。話題となるものを取り上げて示す。…について言えば。「母—間もなく帰ると思います」 [並助]《近世語》いくつかの事柄を並列して言うのに用...
と‐いい【と言い】
[連語] 1 (「…といい…といい」の形で)二つ以上の事柄を挙げて、それらのすべてを同じように評価することを示す。…も…も。…だって…だって。「色—形—すばらしい」 2 前述の事柄を受けて、さら...
き‐く【規矩】
1 コンパスとさしがね。転じて、寸法や形。 2 考えや行動の規準とするもの。手本。規則。「詩歌といい、舞踏といい、皆それぞれに—をそなえて」〈逍遥・小説神髄〉 3 「規矩術」の略。
き‐ぶん【記文】
記録した文。記事文。「論文といい—といい…工風を要する事にて」〈逍遥・小説神髄〉
ちょっといいはなし【ちょっといい話】
戸板康二による随筆集。古今東西のさまざまな人物の逸話を集める。昭和53年(1978)刊行。続編・姉妹編に「新ちょっといい話」「歌舞伎ちょっといい話」などがある。
ろう‐づけ【鑞付け】
金属材料を、鑞(ろう)を用いて接合すること。溶接の一種。母材よりも融点が低い金属を鑞(ろう)といい、これを用いて接合する。鑞(ろう)の融点が450度以上のものは硬鑞(こうろう)といい、半田付けな...