けっ‐しん【決心】
[名](スル)心を決めること。考えを決めること。「やっと—がつく」「こうと—した以上は必ずやる」 [用法]決心・決意——「すべてを忘れて再出発することを決心(決意)した」「社長はA社との合併を決...
ささたけ‐の【笹竹の】
[枕] 1 「さすたけの」の音変化か。一説に宮中の庭を「竹の園」というところからとも。「大内(おほうち)」「大宮」などにかかる。「—大内山は色も変はらじ」〈壬二集〉 「—大宮人に初音(はつね)待...
あかだ【阿伽陀/阿掲陀】
《(梵)agadaの音写。無病・健康・不死などの意》 1 あらゆる病気を治すという霊妙な薬。阿伽陀薬(あかだやく)。 2 《百薬の長というところから1に通わせて》酒。
ろくやた【六弥太】
《豆腐を女房詞で「おかべ」というところから、源義経の臣、岡部六弥太にかけていう》豆腐の異称。
ご‐き【五紀】
1 歳時を秩序づける五つのもの。歳・月・日・星辰(せいしん)・暦数のこと。 2 《12年を1紀というところから》60年。
こ‐ぎ【狐疑】
[名](スル)《狐(きつね)は疑い深い性質であるというところから》相手のことを疑うこと。「こせこせとした其の態度と、—して居るような其容貌とは」〈長塚・土〉
此(こ)の期(ご)に及(およ)んで
いよいよ物事が決まるというときになって。どうしようもない段階になって。「—なお言い訳する」
こいわすれ‐がい【恋忘れ貝】
《その貝を拾えば恋の苦しさを忘れさせるというところから》ワスレガイの別名。「わが背子(せこ)に恋ふれば苦し暇(いとま)あらば拾(ひり)ひて行かむ—」〈万・九六四〉
ごえつ‐どうしゅう【呉越同舟】
《「孫子」九地から》仲の悪い者どうしが同じ所に居合わせたり、行動を共にしたりすること。また、敵対していてもいざというときには共通の困難や利害のために協力し合うこと。→呉越
グリフィン‐ビーカー【Griffin beaker】
底面の直径と高さの比がおよそ3対4の、やや幅広のビーカー。一端に注ぎ口がある。ふつうビーカーというと、この形状のものを指す。