てん‐ぐ【天狗】
1 深山に住むという妖怪。山伏姿で、顔が赤くて鼻が高く、背に翼があり、手には羽団扇(はうちわ)・太刀・金剛杖を持つ。神通力があって、自由に飛行するという。鼻の高い大天狗や烏天狗などがある。各地に...
天(てん)の配剤(はいざい)
善には善果、悪には天罰というように、天は物事を適切に配するということ。「ゆめゆめ美妙なる—に不足云うべからず」〈露伴・風流仏〉
南柯(なんか)の夢(ゆめ)
はかない夢。また、栄華のむなしいことのたとえ。槐夢(かいむ)。槐安の夢。 [補説]昔、中国で、淳于棼(じゅんうふん)という人が、酔って古い槐(えんじゅ)の木の下で眠り、夢で大槐安国に行き、王から...
でんか‐ほぞんそく【電荷保存則】
ある系での電荷の総和は、時間が経過しても、化学反応や素粒子の生成・消滅の前後においても不変であるという法則。電荷がゲージ変換に対して不変であるというゲージ不変性から導かれ、自然界の基本的性質と見...
てん◦だ
[連語] 《連語「ている」に連語「のだ」の付いた「ているのだ」の音変化。上に付く語によっては「でんだ」とも》…ているのだ。「何を話し—◦だ」「何をして遊んでんだ」 《格助詞「と」に動詞「いう...
てんしん‐どくろう【天真独朗】
仏語。無相の一念に悟入すれば、生死の別を離れ宇宙朗然とし、凡身そのままに大覚の域に達するということ。最澄が在唐のとき、道邃(どうすい)から口伝された語という。
トルサット‐せいぼきょうかい【トルサット聖母教会】
《Crkva Gospe Trsatske》クロアチア北西部の都市リエカにある教会。市街北東部のトルサットの丘の上にある。13世紀末、イエス=キリストの暮らした家が天使によってナザレからこの地に...
トロッコ‐もんだい【トロッコ問題】
倫理学的な思考実験の一。暴走するトロッコの軌道上に5人の作業員がいて、そのまま放っておけば5人は轢死(れきし)する。自分が分岐器を作動させれば、トロッコは別の軌道に入るが、その先にも1人の作業員...
トモエゴゼン【Tomo-e Gozen】
東京大学木曽観測所の、口径105センチメートルのシュミットカメラに装備された観測装置。84台のCMOSイメージセンサーで構成され、合計1億9000万画素の広視野の動画を撮影できる。掃天観測を繰り...
と‐よ
[連語]《格助詞「と」+間投助詞「よ」》 1 (多く「だとよ」の形で)他から伝え聞いた意を表す。揶揄(やゆ)する意を含むこともある。…ということだよ。…だそうな。「夜中に地震があったんだ—」「あ...