とうしん‐てつどう【東清鉄道】
日清戦争後、ロシアが中国東北地方に建設した鉄道。シベリア鉄道に接続する満州里・綏芬河(すいふんが)間の本線と、ハルビン・大連間の支線からなる。満州事変後、日本に移譲、のちソ連に移管。1952年ソ...
とうせいしょせいかたぎ【当世書生気質】
坪内逍遥の小説。明治18〜19年（1885〜1886）刊。小町田粲爾(こまちださんじ)という書生と芸妓との恋愛を中心に、当時の書生風俗の諸相を写実的に描き、「小説神髄」の理論の実践化を図ったもの。
とう‐せん【刀山】
地獄にあるという、刀剣を植えた山。つるぎの山。
どうげん‐ざか【道玄坂】
東京都渋谷区の地名。また、そこにある坂。商店街。鎌倉時代、道玄という山賊が出没したところからの名と伝える。
同穴(どうけつ)の契(ちぎ)り
夫婦の間の、死んでも一緒にいようという、固い約束。偕老(かいろう)の契り。
とうちゅう‐かそう【冬虫夏草】
地中にいる昆虫に子嚢菌(しのうきん)などが寄生し、地上にキノコ（子実体(しじつたい)）を生じたもの。セミタケ・アリタケ・クモタケなど。冬は虫であるが夏には草に変わるという意からの名で、中国ではヤ...
どう‐あく【獰悪】
［名・形動］性質が乱暴で荒っぽいこと。また、そのさま。凶悪。「人を殺し火を放ったというような、—な人物」〈鴎外・高瀬舟〉
どう
［接頭］ １ 名詞などに付いて、ののしる気持ちをこめていうのに用いる。「や、いき掏盗(ずり)め、—ずりめ」〈浄・天の網島〉 ２ 名詞や形容詞に付いて、まさにそれに相当するものであることを強調して...
どうい‐がいねん【同位概念】
論理学で、同一の類概念に属する多くの種概念相互のこと。例えば、生物という類概念に属する動物と植物。等位概念。等級概念。
薹(とう)が立(た)・つ
１ 野菜などの花茎が伸びてかたくなり、食用に適する時期を過ぎる。 ２ 盛りが過ぎる。年ごろが過ぎる。「新人というには—・っている」
