とうかんきこう【東関紀行】
鎌倉中期の紀行。1巻。作者は鴨長明・源光行・源親行などが擬せられたが未詳。仁治3年(1242)以後に成立。京都から鎌倉に下る旅と、鎌倉滞在中の見聞を、流麗な和漢混交文で記したもの。
とうかん‐し【等閑視】
[名](スル)いいかげんに扱って、放っておくこと。なおざりにすること。「現状を—した結果の大事故」
とうかん‐な・し【等閑なし】
[形ク]日ごろ非常に親しくしている。心安い。「いかに—・いと言ふても言はれぬ事ぢゃ」〈虎明狂・連歌盗人〉
等閑(とうかん)に付(ふ)・す
物事を軽くみて、いいかげんに扱う。かえりみないで放っておく。なおざりにする。「おのれが職業をも—・して」〈露伴・風流魔〉
とうかん‐ふ【統監府】
明治38年(1905)の第二次日韓協約に基づき、日本が京城(ソウル)に設置した朝鮮支配機関。同43年の韓国併合後、朝鮮総督府に引き継がれた。韓国統監府。
とう‐かんむり【唐冠】
⇒とうかむり(唐冠)