とうかい‐だいがく【東海大学】
東京都渋谷区に本部がある私立大学。航空科学専門学校と電波科学専門学校を母体として、昭和21年(1946)旧制大学となり、昭和25年(1950)新制大学に移行。
とうかい‐だいにはつでんしょ【東海第二発電所】
茨城県の海岸部、那珂(なか)郡東海村にある、日本原子力発電の原子力発電所。昭和53年(1978)に運転が開始された。炉の数は一つで、沸騰水型。→原子力発電所[補説]
とうかい‐ちほう【東海地方】
本州中央部の太平洋側の地方。ふつう、静岡・愛知・三重の3県と岐阜県の南部をいう。
とうかい‐どう【東海道】
五畿七道の一。伊賀・伊勢・志摩・尾張・三河・遠江(とおとうみ)・駿河・甲斐・伊豆・相模・武蔵・安房(あわ)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)・常陸(ひたち)の15か国。 江戸時代の五街道の一...
とうかいどうえじりたごのうらりゃくず【東海道江尻田子の浦略図】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。駿河湾田子の浦に浮かぶ舟が手前に大きく描かれ、背景には浜辺の塩田で働く人々と松原の向こうにそびえる富士山が見える。
とうかいどうかなやのふじ【東海道金谷ノ不二】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。東海道の難所として知られた大井川の川渡の風景を描く。向こう岸の奥に富士山が見える。→裏富士
とうかいどう‐ごじゅうさんつぎ【東海道五十三次】
江戸時代、江戸日本橋から東海道を経て京都三条大橋に至る間にあった53の宿場。品川・川崎・神奈川・程(保土)ヶ谷・戸塚・藤沢・平塚・大磯・小田原・箱根・三島・沼津・原・吉原・蒲原(かんばら)・由比...
とうかいどうしながわごてんやまのふじ【東海道品川御殿山ノ不二】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。桜の名所として知られた品川御殿山から見える富士山と花見客を描いたもの。→裏富士
とうかいどう‐しんかんせん【東海道新幹線】
東京と新大阪を結ぶ新幹線。昭和39年(1964)開業。運行列車は「のぞみ」「ひかり」「こだま」。全長552.6キロ。 [補説]東海道新幹線の駅:東京‐品川‐新横浜‐小田原‐熱海(あたみ)‐三島‐...
とうかいどうちゅうひざくりげ【東海道中膝栗毛】
滑稽本。8編18冊。十返舎一九作。享和2〜文化6年(1802〜1809)刊。江戸八丁堀の弥次郎兵衛と喜多八が、失敗を演じながら旅をする、江戸から京坂までの道中記。好評を博し、20年にわたって続編...