とうじん‐うた【唐人歌】
江戸中期からはやった、中国音をまねた流行歌。「かんかんのう」の歌など。
とうじん‐おどり【唐人踊(り)】
⇒看看(かんかん)踊り
とうじん‐がさ【唐人笠】
1 縁があり、中央が高くとがった笠。祭礼で唐人囃子(ばやし)などをする者や唐人飴(あめ)を売る者などがかぶった。 2 近世、1に模した兜(かぶと)。鉢が高く、つばが広い。
とうじんずもう【唐人相撲】
狂言「唐相撲」の和泉(いずみ)流における名称。
唐人(とうじん)の寝言(ねごと)
何を言っているのかわからない言葉。また、筋の通らないことをくどくど言うたとえ。
とうじん‐ばやし【唐人囃子】
唐人の姿で、太鼓・笛・鉦(しょう)などを奏すること。また、その囃子。
とうじん‐ぶえ【唐人笛】
チャルメラ。また、らっぱ。
とうじんぼう【東尋坊】
福井県北部、坂井市の海岸にある景勝地。日本海の浸食を受けた輝石安山岩の柱状節理がそそり立つ。
とうじん‐まげ【唐人髷】
江戸末期から明治末ごろまで行われた少女の髪形。髷を左右にふっくらと結い、元結の代わりに毛で十文字に結び留めたもの。
とうじん‐まち【唐人町】
江戸時代、中国人が集団居住していた町。長崎・博多などが有名。