とうせい‐ぐそく【当世具足】
室町末期以降、戦国時代に多く用いられた鎧(よろい)の一様式。槍や飛び道具から身を守るため、従来の胴丸を鉄板製とし、全身を覆うための籠手(こて)・脛(すね)当てなどの小具足を付加したもの。旧来の具...
とうせい‐けいざい【統制経済】
自由経済を建て前としたうえで、国家がある種の経済活動を強制的、組織的に計画・規制・誘導するような経済。
とうせい‐ごい【統制語彙】
図書館情報学やデータベースの分野で使われる、意味の範囲や使い方が規制された言葉。図書の索引や目録を作成する際、言葉の意味のあいまいさや同形異義・異形同義によって生じる検索の漏れと重複を防ぐために...
とうせい‐さくいんご【統制索引語】
⇒統制語彙
とうせいさんもんぶんしがい【当世三文文士街】
《原題New Grub Street》⇒新三文文士街
とうせいしゅう【冬青集】
大野林火の句集。昭和15年(1940)刊行。
とうせいしょせいかたぎ【当世書生気質】
坪内逍遥の小説。明治18〜19年(1885〜1886)刊。小町田粲爾(こまちださんじ)という書生と芸妓との恋愛を中心に、当時の書生風俗の諸相を写実的に描き、「小説神髄」の理論の実践化を図ったもの。
とうせい‐じたて【当世仕立て】
その時代の流行に従って着物を仕立てること。また、その仕立て方。「二尺五寸袖の—」〈浮・一代女・一〉
とうせい‐は【統制派】
昭和初期、陸軍内で皇道派に対立した派閥。永田鉄山・東条英機らが中心で、直接行動を唱える青年将校の運動を封じ、一元的統制の下での国家改造を目ざした。二・二六事件以後、軍部の指導権を握った。
とうせい‐ふう【当世風】
[名・形動]その時代に流行の風俗・風習や考え方であること。また、そのさま。今風。「—な(の)身なり」