つい‐に【終に/遂に/竟に】
[副] 1 長い時間ののちに、最終的にある結果に達するさま。とうとう。しまいに。「—優勝を果たした」「—完成した」「疲れ果てて—倒れた」 2 (多く、打消しの語を伴って用いる)ある状態が最後まで...
やみ‐つき【病み付き】
1 病気にかかること。また、病気のかかりはじめ。「初産でお玉を生んで置いて、とうとうそれが—で亡くなった」〈鴎外・雁〉 2 趣味や勝負事に熱中してやめられなくなること。「大穴を当てて以来、競馬に...
さ‐りゃく【作略/差略】
1 適当にとりはからうこと。「のこりを弥次郎、北八と、おのれが—して、きはめておきしゆゑ」〈滑・膝栗毛・五〉 2 はかりごとをめぐらすこと。策略。「とうとう此方は流人の身と、したのも汝が—だと」...
この‐やろう【此の野郎】
相手に対して、憎しみや軽蔑、または親愛の気持ちを込めていう語。また、感動詞的に用いて、怒りなどの気持ちを表す語。「—、よくも殴ったな」「—、とうとう壊れやがった」
しち‐しょう【七生】
この世に七度生まれ変わること。永遠。しちせい。「—報国」「とうとう実家を—まで勘当されてしまったが」〈荷風・すみだ川〉
ごとう【後藤】
姓氏の一。 [補説]「後藤」姓の人物後藤紀一(ごとうきいち)後藤艮山(ごとうこんざん)後藤芝山(ごとうしざん)後藤寿庵(ごとうじゅあん)後藤象二郎(ごとうしょうじろう)後藤新平(ごとうしんぺい)...
懸河(けんが)の弁(べん)
水を上から流すように、とどこおりなく弁舌を振るうこと。「滔々(とうとう)たる—」
だ‐のに
[接]前述の事柄を受けて、それと相反する内容を導く。なのに。それなのに。「待っていた。—、とうとう来なかった」
御鉢(おはち)が回(まわ)・る
《人の多い食事の席で、飯びつが回って自分の所へやってくる意から》順番が回ってくる。「とうとう世話役の—・ってきた」
いよ‐いよ【愈/愈々】
[副] 1 持続的に程度が高まるさま。ますます。より一層。「—雨が激しくなる」 2 不確定なものが確定的になるさま。まさしく。「昇進は—明らかだ」「—もって彼が怪しい」 3 待望していた物事が成...