む
1 五十音図マ行の第3音。両唇鼻音の有声子音[m]と母音[u]とから成る音節。[mu] 2 平仮名「む」は「武」の草体から。片仮名「ム」は「牟」の初2画から。
むらさきしきぶにっき【紫式部日記】
平安中期の日記。2巻。紫式部作。寛弘5年(1008)秋から同7年正月までの宮仕えの見聞・感想・批評などを仮名で記したもの。日記文と消息文とからなる。
ミュール‐じか【ミュール鹿】
北米西部に分布するシカ科オジロジカ属の動物。耳の形がラバ(ミュール)に似ることからの名。角は複数の枝に分かれ、尾の先端の毛は黒い。
茗荷(みょうが)の子(こ)
1 ミョウガの花穂のこと。香りがよく、薬味などにする。《季 夏》 2 《1が、出るそばから取られることから》ばくちに負けることをいうしゃれ。「出ては取られる—」
みゆき‐ぞく【みゆき族】
昭和30年代、既成の秩序にとらわれず、奔放な考え方や行動をした若者たちのこと。東京銀座のみゆき通りに集まったことからの名。
ミンゴーラ【Mingora】
パキスタン北西部、カイバルパクトゥンクワ州の都市。スワート地方の中心都市であり、古くから交易、交通の要地。市街中心部のバザールが有名。南郊に官公庁が集まるサイドゥシャリーフがある。周辺にはブトカ...
ミンスク‐ごうい【ミンスク合意】
2014年9月および2015年2月に、ウクライナ政府と同国内の親ロシア派間で交わされた停戦合意協定。名称は、ベラルーシの首都ミンスクで調印されたことから。ミンスク和平合意。
みんすう‐き【民数記】
旧約聖書のモーセ五書の第4書。エジプトを出たイスラエルの民が、シナイ山を出発し、荒野を40年間放浪した後、約束の地カナンを臨むヨルダン川東岸に到達するまでの出来事が記されている。書名は、シナイ山...
みんじ‐がいしゃ【民事会社】
農林業・漁業・鉱業など、商行為以外の営利行為をなすことを目的とする会社。商法上、商事会社と同じ法的取り扱いを受けていたが、平成18年(2006)5月施行の会社法により、商行為は「会社がその事業と...
むばつ‐てき【無罰的】
[形動]心理学で、欲求が満たされず思うようにならないとき、自分も他人も責めず、なんとかつじつまを合わせようとする傾向があるさま。「—な性向をもつ」→外罰的 →内罰的