ときわ‐じんじゃ【常磐神社】
茨城県水戸市にある神社。祭神は徳川光圀(とくがわみつくに)・徳川斉昭(とくがわなりあき)。明治7年(1874)現在地に造営。
ときわず【常磐津】
常磐津節の家の名。 「常磐津節」の略。
ときわず‐ぶし【常磐津節】
浄瑠璃の流派の一。延享4年(1747)常磐津文字太夫が創始。江戸で歌舞伎舞踊の伴奏音楽として発展した。時代物にすぐれ、曲風は義太夫節に近い。
ときわず‐もじたゆう【常磐津文字太夫】
[1709〜1781]初世。常磐津節の創始者。京都の人。俗称、駿河屋文右衛門。初世宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)に師事、宮古路文字太夫と名のって江戸で豊後節の再興に努めたが、延享4年(1...
ときわず‐りんちゅう【常磐津林中】
[1843〜1906]常磐津節の太夫。江戸の生まれ。名人とうたわれた。
ときわ‐そう【トキワ荘】
東京都豊島区にあった賃貸アパート。1950年代を中心に、手塚治虫や赤塚不二夫、藤子不二雄など漫画家が多く入居していた。
ときわ‐だいがく【常磐大学】
茨城県水戸市にある私立大学。昭和58年(1983)に開学した。3研究科からなる大学院をもつ。
ときわ‐はぜ【常磐黄櫨】
サギゴケ科の一・二年草。道端に生え、地をはう枝は出さない。高さ約10センチ。葉は倒卵形。春から秋、淡い紅紫色の花を開く。
ときわ‐まんさく【常磐満作】
マンサク科の常緑小高木。伊勢神宮付近および熊本に自生し、葉は卵形。5月ごろ、緑がかかった白色の4弁花を開き、実は熟すと黒色の種を出す。栽培もされる。
ときわ‐みつなが【常盤光長】
平安後期の宮廷画家。後白河法皇の命で作られた「年中行事絵巻」の中心画家で、また「伴大納言絵詞(ばんだいなごんえことば)」の作者ともされる。土佐光長とも称された。生没年未詳。