しんこう‐はいく【新興俳句】
昭和6年(1931)に興った反ホトトギスの俳句革新運動。水原秋桜子を先駆とし、山口誓子・日野草城らが参加。連作・無季俳句・反戦的ニヒリズムなど新しい発想・感覚による俳句を主張したが、同15年に始...
しろ‐み【白鑞】
1 「しろめ(白鑞)」に同じ。 2 白銅(はくどう)。「—の御鏡はとぎにくく侍る」〈七十一番職人歌合・中〉
しょく‐ちょう【蜀鳥】
ホトトギスの別名。
しょっ‐こん【蜀魂】
《蜀の望帝の魂が化してこの鳥になったという伝説から》ホトトギスの別名。蜀魄(しょくはく)。蜀鳥。
しょう‐れんぎょう【小連翹】
オトギリソウの別名。
しとぎ【粢/糈】
水に浸した生米をつき砕いて、種々の形に固めた食物。神饌(しんせん)に用いるが、古代の米食法の一種といわれ、後世は、もち米を蒸して少しつき、卵形に丸めたものもいう。しとぎもち。
しのの‐に
[副]びっしょりぬれているさま。しとどに。「聞きつやと君が問はせるほととぎす—濡れて此(こ)ゆ鳴き渡る」〈万・一九七七〉
しゃ【汝】
[代]二人称の人代名詞。相手を卑しめていう語。きさま。おまえ。「名のりて過ぎるほととぎす、—が父に似て、父に似ず」〈浄・寿の門松〉
かんぎょくしゅう【寒玉集】
俳誌「ホトトギス」に掲載された写生文の作品集。第一篇は明治33年(1900)、第二篇は明治34年(1901)の刊行。高浜虚子が中心となり編纂(へんさん)。虚子のほか正岡子規、河東碧梧桐、坂本四方...
そそ・ぐ【注ぐ/灌ぐ】
[動ガ五(四)]《室町時代ごろまで「そそく」》 1 ㋐流れ入る。流れ込む。「淀川は大阪湾に—・ぐ」 ㋑雨や雪などがとぎれなく降りかかる。「雨が—・ぐ」「降り—・ぐ」 2 ㋐流し入れる。また、容器...