ベアタ‐ベアトリクス【Beata Beatrix】
ロセッティの絵画。カンバスに油彩。縦86センチ、横66センチ。ダンテが恋した女性ベアトリーチェを描いた作品。ロンドン、テートギャラリー所蔵。
フェアリー‐テール【fairy tale】
おとぎ話。童話。
ふうりゅうせんぽう【風流懺法】
高浜虚子の小説。明治40年(1907)「ホトトギス」に掲載。続編に「続風流懺法」「風流懺法後日譚」がある。
ほととぎす
(ホトトギス)俳句雑誌。明治30年(1897)松山で創刊。正岡子規主宰。翌年東京に移して高浜虚子が編集。日本派の機関誌として、写生を主唱し、近代俳壇に大きな影響を与えた。現在も続刊。 (不如...
はつ‐そら【初空】
《「はつぞら」とも》 1 元日の空。《季 新年》「—のたまたま月をのこしけり/万太郎」 2 初めてその季節らしく感じられる空。「ほととぎす—、卯月一日は衣がへとて」〈浮・永代蔵・一〉
はつ‐がつお【初鰹】
初夏のころとれる走りのカツオ。江戸時代には黒潮に乗ってきたものが鎌倉・小田原あたりでとれ、珍重された。《季 夏》「目には青葉山ほととぎす—/素堂」
はつ‐こえ【初声】
《「はつごえ」とも》 1 新年の朝初めて聞く鳥の声。《季 新年》 2 各季節に初めて聞く鳥や虫の鳴き声。「ほととぎす汝(な)が—は我(われ)にもが五月(さつき)の玉に交へて貫(ぬ)かむ」〈万・一...
ばかり【許り】
[副助]名詞、副詞、活用語の連体形、一部の助詞に付く。 1 範囲を限定する意を表す。…だけ。…のみ。「あとは清書する—だ」「大きい—が能じゃない」「いそのかみ古き都のほととぎす声—こそ昔なりけれ...
は‐ぶ・く【羽振く】
[動カ四]羽を振る。羽ばたく。「—・きつつ今や都へほととぎす過ぎがてに鳴くすぎむらのもり」〈実方集〉
ねた‐げ【妬げ/嫉げ】
[形動ナリ] 1 ねたましいさま。憎らしくて腹立たしいさま。「かくほかに歩けどさらに—にも見えずなどあれば」〈大和・一四九〉 2 ねたましく感じられるほどすばらしいさま。りっぱであるさま。「ほと...