ボップ【Franz Bopp】
[1791〜1867]ドイツの言語学者。サンスクリット語とギリシャ語・ラテン語・ペルシア語・ゲルマン語の文法を比較し、印欧語比較文法の基礎を確立。著「印欧語比較文法」など。
ほととぎす‐がい【杜鵑貝】
イガイ科の二枚貝。潮間帯などの細砂泥底に群生。殻は長卵形で、殻長約3センチ。殻表は黒紫色から黄緑色をし、ホトトギスの羽色を思わせる。
ぬの‐びき【布引き】
1 布を張ること。 2 平安時代、朝廷で、臨時の相撲(すまい)のあとや、相撲の節(せち)の還饗(かえりあるじ)のときなどに左右の力士に布を引かせて力くらべをさせたこと。 3 大勢の人がとぎれるこ...
ゆうずい‐しんけい【有髄神経】
神経線維の軸索(じくさく)の周囲を髄鞘(ずいしょう)が包んでいる神経。興奮は髄鞘のとぎれている所を飛び飛びに伝わるので伝導が速く、脳脊髄神経と白質にみられる。→無髄神経
ゆする【泔】
頭髪を洗い、くしけずること。また、それに用いる湯水。古くは、米のとぎ汁などを用いた。「—の名残にや、心地も悩ましくて」〈源・東屋〉
やよ‐や
[感]《感動詞「やよ」+詠嘆の助詞「や」から》呼びかけるときに発する語。おいおい。「—待て山ほととぎす言伝てむ我世の中にすみわびぬとよ」〈古今・夏〉
やは
[係助]《係助詞「や」+係助詞「は」から》名詞、活用語の連用形・終止形、副詞・助詞などに付く。 1 反語を表す。…だろうか(いや、そうではない)。「春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えね香—隠る...
ようかん‐の‐しゅうすい【腰間の秋水】
《「秋水」は、とぎすまされて曇りのない刀の意》腰にさした刀。
やくどし【厄年】
加能作次郎の小説。早稲田大学に在学中の明治44年(1911)、「ホトトギス」誌に発表。作家として認められるきっかけになった。
や‐どり【宿り】
1 旅先で宿をとること。また、その場所。「一夜の—」 2 星が天体で占める座。星座。「星の—」 3 一時そこに住むこと。また、その場所。「秋田刈る仮廬(かりほ)の—にほふまで咲ける秋萩見れど飽か...