とも‐かせぎ【共稼ぎ】
[名](スル) 1 ともに働いてそれぞれかせぐこと。「千両役者もとったりもなくてかなわぬ—」〈蘆花・思出の記〉 2 夫婦がそろって勤めに出て生計を立てること。共働き。「子供ができるまで—する」
とも‐がき【友垣】
《交わりを結ぶことを、垣根を結ぶのにたとえていった語》ともだち。とも。
とも‐が‐しま【友ヶ島】
和歌山県北西部、紀淡海峡にある無人島群の総称。地(ぢ)ノ島・沖ノ島と付属の2島からなる。第二次大戦終結まで瀬戸内海入口の要塞になっていた。沖ノ島はキャンプ場・海水浴場。瀬戸内海国立公園に属する。
とも‐がしら【供頭】
武家時代に供(とも)の人々を取り締まった役。また、その役の人。
とも‐がみ【共紙】
材質や色などが同一の紙。
とも‐がら【輩/儕】
同類の人々をさしていう語。仲間。「学問を志す—」
とも‐ぎれ【共切れ/共布】
仕立てた衣類と同じ布地の切れ端。共地(ともじ)。ともぬの。
とも‐ぎんみ【共吟味】
仲間どうしで調べ合うこと。「私共も銘々身晴。—して…きっとお目にかけませう」〈浄・歌祭文〉
とも‐ぐい【共食い】
[名](スル) 1 同じ種類の動物などが、互いに食い合うこと。「カマキリが—する」 2 同業者が、互いに利益を奪い合い、その結果、ともに損をすること。また、そのような状態。「与党候補どうしの—と...
ともぐい【共喰い/ともぐい】
(共喰い)田中慎弥の小説。昭和の終わりの地方都市を舞台に、暴力と性、少年の鬱屈(うっくつ)を描く。平成23年(2011)発表。第146回芥川賞受賞。平成25年(2013)映画化。 (ともぐい...