とよ【樋】
「とい」の音変化。
とよ【豊】
[語素]格助詞「の」を伴って連体詞のように用いるほか、名詞、時に動詞の上に付いて複合語をつくる。十分に満ち足りていること、豊かなことを表し、ほめる意を添える。「—の年」「—の明け」「—あしはら」...
と‐よ
[連語]《格助詞「と」+間投助詞「よ」》 1 (多く「だとよ」の形で)他から伝え聞いた意を表す。揶揄(やゆ)する意を含むこともある。…ということだよ。…だそうな。「夜中に地震があったんだ—」「あ...
とよ‐あきつしま【豊秋津島】
《古くは「とよあきづしま」》大和(やまと)を中心とする国。転じて、日本国の美称。「すなはち大日本(おほやまと)—を生む」〈神代紀・上〉
とよあけ【豊明】
愛知県中部の市。名古屋市に隣接する衛星住宅都市。桶狭間(おけはざま)古戦場伝説地がある。人口7.0万(2010)。
とよあけ‐し【豊明市】
⇒豊明
とよ‐あしはら【豊葦原】
《豊かに葦の生い茂っている原の意》日本国の美称。「代々絶えず継ぎて久しく栄へなん—の国安くして」〈玉葉集・賀〉
とよあしはら‐の‐ちいおあきのみずほのくに【豊葦原の千五百秋の瑞穂の国】
《葦が生い茂り、永遠に穀物が豊かにみのる国の意》日本国の美称。「—有り。宜しく汝(いまし)が往ひて脩(しら)すべし」〈神代紀・上〉
とよあしはら‐の‐なかつくに【豊葦原の中つ国】
日本国の美称。「謂(おも)ふに当(まさ)に—は必ず長夜(とこやみ)為(ゆ)かむ」〈神代紀・上〉
とよあしはら‐の‐みずほのくに【豊葦原の瑞穂の国】
《神意によって稲が豊かに実り、栄える国の意》日本国の美称。「此の—を挙(のたまひあげ)て我が天祖(あまつみおや)彦火の瓊々杵尊に授へり」〈神武紀〉