堂(どう)に入(い)・る
《「堂に升(のぼ)りて室に入らず」から》学問や技芸がすぐれて、深奥をきわめている。また、技術的に熟練していて、身についている。「—・った演技」 [補説]この句の場合、「入る」を「はいる」とは読まない。
どう‐にか
[副](スル) 1 まがりなりにも。なんとか。「論文を—形にしようとがんばる」 2 かろうじて。やっとのことで。「—助かった」
どうにか‐こうにか
[連語]「どうにか」を強めた言い方。「—合格しました」
どうにか‐して
[連語]どのような方法・手段によってでも。なんとかして。「—手に入れたい」
堂(どう)に升(のぼ)りて室(しつ)に入(い)らず
《「論語」先進から。「堂」は中国の建物で客に応接する表座敷、「室」は奥の間の意》学問や技芸がかなりの段階に達しているが、まだ深奥には達していないたとえ。
どう‐にも
[副] 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)どのようにしても。どうやっても。どうしても。「—がまんできない」 2 なんとも。まったく。「—弱ったものだ」
どうにも‐こうにも
[連語]「どうにも」を強めた言い方。「—やっていけなくなった」
どう‐にゅう【導入】
[名](スル) 1 外部から導き入れること。引き入れること。「新型機器を—する」「外資—」 2 小説や音楽などで、主題に入る前のはじまりの部分。「—部」 3 学習を始めるにあたり、児童・生徒に関...
どうにゅう‐ぶ【導入部】
1 ⇒序奏(じょそう) 2 本題へ導入するための部分。
どう‐にょ【童女】
女の子供。どうじょ。「童子—の倚来(よりく)るを進め」〈滑・浮世床・二〉