ない‐し【内史】
1 中国の官名。周代に始まり春官に属したが、秦・漢代には京師の治をつかさどった。唐代には中書令の異名。 2 内記の唐名。
ない‐し【内旨】
朝廷からの内々の沙汰。内命の趣旨。
ない‐し【内侍】
1 内侍司(ないしのつかさ)の女官の総称。また特に、掌侍(ないしのじょう)のこと。 2 斎宮寮(さいぐうりょう)の女官。 3 厳島(いつくしま)神社に仕えた巫女(みこ)。
ない‐し【内資】
国内企業による資本。外資に対していう語。「—系」「—企業」⇔外資。
ない‐し【乃至】
[接] 1 あるいは。または。「電話—手紙で知らせる」 2 数量などの上下・前後の限界を示して、その中間を省略するときに用いる語。「三年—五年かかる」
ない‐じ【内示】
[名](スル)《「ないし」とも》非公式に通知すること。「—を受ける」「昇進を—する」
ないし‐きょう【内視鏡】
体内の腔所を観察するための光学系を組み込んだ医療器具。気管支鏡・胃鏡・腹腔鏡・膀胱(ぼうこう)鏡・直腸鏡などがあり、現在はファイバースコープが広く用いられる。
ないしきょう‐しゅじゅつ【内視鏡手術】
腹部に3〜15ミリ程度の穴を数か所開けて、そこから内視鏡や専用の手術器具を挿入し、モニターに映し出される体内の様子を観察しながら、遠隔操作で手術を行う方法。消化器科・婦人科・泌尿器科・整形外科か...
ないし‐げんしょう【内視現象】
眼球内に起因する視覚現象。外界の対象によらず、硝子体(しょうしたい)や網膜の生理的要因によって生じる現象であり、眼球を圧迫したときに見える眼内閃光や飛蚊(ひぶん)症が知られる。
ないし‐せん【内侍宣】
平安時代、勾当内侍(こうとうのないし)が勅命を奉じて宣した文書。内宣。だいしせん。