ないぶ‐は【内部波】
密度が異なる流体の間に生じる、重力を復元力とする波。海面下の表層に塩分濃度が薄い海水がある場合などに生じ、船の推進エネルギーを吸収して速力が落ちる死水という現象が起こることが知られる。内部重力波。
ないぶ‐バス【内部バス】
《internal bus》コンピューターで、CPU内部またはCPUとキャッシュメモリーなどを結ぶ信号路。→外部バス
ないぶ‐ひばく【内部被曝】
体内に取り込まれた放射性物質による被曝。汚染された飲食物を経口摂取したり、放射性の粉塵を肺に吸い込んだりするほか、傷口から血液中に取り込まれることなどが考えられる。放射線の到達距離が短いα線とβ...
ないぶ‐ぶきょく【内部部局】
国の行政機関である府・省・庁・委員会に設置される内部組織の総称。官房・局・部・課・室などがある。内局。
ないぶほうこく‐かいけい【内部報告会計】
⇒管理会計
ないぶ‐まさつ【内部摩擦】
物質内部の各部分に働く運動摩擦。流体では、流速の大きい部分と小さい部分との間に生じる抵抗、すなわち粘性としてあらわれ、固体では結晶粒子間のかみ合いによる摩擦をいう。
ないぶ‐りゅうほ【内部留保】
企業の利益金額から配当金・租税などの社外流出分を除いた部分を社内に留保すること。また、その金額。法律で定められた利益準備金と、企業の自由意思による任意積立金などがある。社内留保。
ないぶ‐りょうしすう【内部量子数】
量子力学において粒子の状態を特徴づける、運動量や座標によらない量子数。電荷、ストレンジネスなどがある。
ない‐ぶん【内分】
[名](スル) 1 表沙汰にしないでおくこと。内聞。「事件を—にする」 2 線分上に点をとり、その線分をある比に分けること。「線分ABを—する点C」⇔外分。
ない‐ぶん【内文】
内印を押した公式文書。うちぶみ。→外文(げぶん)