夜道(よみち)に日(ひ)は暮(く)れない
帰る夜道にはもう日も暮れる心配はない。腰を落ち着けてゆっくりと物事をするように勧めるときの言葉。
つま‐くれない【爪紅】
《花で爪を赤く染めたところから》ホウセンカの別名。つまべに。
つま‐くれない【端紅】
扇や巻紙などの縁を赤く染めること。また、そのもの。
目(め)もくれ◦ない
少しの関心も示さない。見向きもしない。「仕事以外のことには—◦ない」
から‐くれない【唐紅/韓紅】
《舶来の紅の意》鮮やかな濃い紅の色。
しろ‐くれない【白紅】
水引で、長さの半分を白く、他の半分を紅に染めたもの。紅白の水引。
みな‐ぐれない【皆紅】
全部紅色であること。「—の打ちたる桜の織物の表着(うはぎ)に」〈栄花・根合〉
いい‐しれ◦ない【言(い)知れない】
[連語]何と言っていいかわからない。言葉で言い表せない。言い知れぬ。「—◦ない空しさをおぼえる」
気(き)が知(し)れ◦ない
相手が何を考えているのかわからない。「あんな遊びに夢中になるとは—◦ない」
底(そこ)が知(し)れ◦ない
際限がわからない。程度がはなはだしい。「—◦ない強さ」