なか‐ご【中子/中心】
1 物の中央部。中心。また、しん。「—のできた飯を噛んで食べた」〈嘉村・途上〉 2 ウリ類の中心の種子を含んだ柔かな部分。 3 (「茎」とも書く)刀剣類の、柄(つか)に入っている部分。 4 入れ...
なかご‐さき【中子先】
三味線・胡弓(こきゅう)の棹(さお)の胴を貫いて突き出ている部分。根緒(ねお)をかけるところ。根緒懸け。中木先(なかぎさき)。
なか‐ごしょ【中御所】
将軍家または大臣家以上の公卿で、隠居した者が一家に数人いる場合、上(かみ)御所に次ぐ者。→上御所 →下(しも)御所
なか‐ごと【中言】
「中口(なかぐち)2」に同じ。「けだしくも人の—聞かせかもここだく待てど君が来まさぬ」〈万・六八〇〉
なかご‐ぼし【中子星】
二十八宿の一、心宿(しんしゅく)の和名。中心の星の意。→心(しん)
なか‐ごろ【中頃】
1 中ほどの場所。中ほどの時期。物事の中間。途中。「坂の—にあるポスト」「番組の—にコマーシャルが入る」「五月の—」 2 歴史上、あまり遠くない昔。中ほどの時代。「—小野小町とて、みめかたち世に...