なぎ【凪/和ぎ】
風がやんで、波がなくなり、海面が静まること。朝凪や夕凪。「べた—」⇔時化(しけ)。 [補説]「凪」は国字。
なぎ【梛/竹柏】
マキ科の常緑高木。暖地に自生し、高さ約20メートル。葉は対生し、楕円形で厚い。雌雄異株。5月ごろ開花し、実は丸く、10月ごろ青白色に熟す。庭木とする。熊野神社では神木とされる。また、凪(なぎ)に...
なぎ【薙】
《動詞「な(薙)ぐ」の連用形から》山の一部が崩れて、横に切りはらったようになっている所。
なぎ【水葱/菜葱】
ミズアオイの別名。《季 夏》
なぎ‐いかだ【梛筏】
キジカクシ科の常緑小低木。高さ約30〜50センチ。枝は濃緑色の平たい卵形で先がとがり、葉のように見える。葉は鱗片(りんぺん)状。雌雄異株で、5月ごろ、葉状の枝の中ほどに白い小花をつけ、丸く赤い実...
なぎ‐おろし【那岐颪】
⇒広戸風
なぎ‐がま【薙ぎ鎌】
1 物を薙ぎ切るための鎌。ないがま。 2 鎌に長柄をつけたもので、人馬の足などを薙ぎ払うための武器。ないがま。「郎等下部まで、熊手—持ちて」〈盛衰記・三六〉
ナギギア‐とう【ナギギア島】
《Nagigia》フィジー諸島、カンダブ島西岸沖にある小島。周囲をサンゴ礁に囲まれ、サーフィンやスキューバダイビングが盛ん。元は無人島だったが、リゾートホテルが建てられ、観光客が多く訪れるように...
なぎさ【渚/汀】
海・湖などの、波打ち際。みぎわ。
なぎ‐さん【那岐山】
岡山県・鳥取県の県境にある山。中国山地の主峰の一。標高1255メートル。津山盆地北部に位置する。山頂からは、北は日本海・大山(だいせん)・鳥取砂丘、南は瀬戸内海が眺望できる。南東麓にある菩提寺は...