なじ‐か
[副]《「なに(何)しか」の音変化》どうして。なぜ。疑問や反語の意を表すのに用いる。「声よく節も上手でありければ、—舞も損ずべき」〈平家・一〉
ナジカニジャ【Nagykanizsa】
ハンガリー西部の都市。クロアチア、スロベニアとの国境に近く、古代よりアドリア海沿岸を結ぶ交易路の中継地だった。中世にはハンガリー王国のオスマン帝国に対する防衛拠点が置かれた。1930年代に油田が...
なじか‐は
[副]「なじか」を強めた語。「かくあるべしと知るならば、—八幡へ参りけん」〈保元・下〉
ナジツェンク【Nagycenk】
ハンガリー北西部の町。同国の近代化に寄与した政治家セーチェーニ=イシュトバーン伯の生地であり、セーチェーニ家の墓所やセーチェーニ宮殿がある。
なじ‐に
[副]《「なに(何)しに」の音変化という》何ゆえに。どうしたわけで。なぜ。「我はままより先に心得たるぞ。—さかしく教ふる」〈沙石集・八〉
ナジバーラド【Nagyvárad】
ルーマニア西部の都市オラデアのハンガリー語名。
な‐じみ【馴染み】
1 なれ親しんで知っていること。また、その人。「—の店」「昔の—に会う」 2 同じ遊女のもとに通いなれること。また、その客。遊女の側からもいう。 3 長年つれ添った夫、または妻。「—に別れての当...
なじみ‐きゃく【馴染み客】
1 いつも来てなれ親しんでいる客。 2 遊里で、一人の遊女に通いなれた客。
なじみ‐きん【馴染み金】
遊里、特に吉原で、同一の遊女を揚げた客が3回目に祝儀として出す金。
なじみ‐ぶか・い【馴染み深い】
[形][文]なじみぶか・し[ク]長い間なれ親しんでいる。深くなじんでいてよく知っている。「—・い味」