えい‐し・ぬ【酔ひ死ぬ】
[動ナ変]死にそうになるほど酔う。はなはだしく酔う。「従者どもの—・にたる者を剝ぎ取り」〈今昔・一六・二〇〉
エーピーアイ‐ど【API度】
API(米国石油協会)が定めた比重測定単位。水の比重を10度とし、数値が高くなるほど軽質となる。カ氏60度の水fの比重の逆数から1を減じて141.5倍したものに10を加えて表される値。1952年...
うろ‐ちょろ
[副](スル)目ざわりになるほど、あちこち動き回るさま。「そんなに—(と)されては仕事のじゃまになる」
うべ‐し【宜し】
[連語]《「し」は強意の副助詞》なるほどまあ。いかにも。もっとも。「ここ見れば—神代ゆ始めけらしも」〈万・四三六〇〉
うべ◦なり【宜なり】
[連語]《「なり」は断定の助動詞》なるほどと納得するさま。もっともである。道理だ。「—◦なりけりや。あなうとまし」〈源・野分〉
うべ‐も【宜も】
[連語]《「も」は係助詞》なるほどその通りに。もっともなことに。「春なれば—咲きたる梅の花君を思ふと夜眠(よい)も寝なくに」〈万・八三一〉
うるさ・い【煩い/五月蠅い】
[形][文]うるさ・し[ク] 1 物音が大きすぎて耳障りである。やかましい。「隣の話し声が—・い」 2 注文や主張や批評などが多すぎてわずらわしく感じられる。細かくて、口やかましい。「—・い小姑...
さき‐ぶとり【先太り】
[名・形動](スル) 1 先になるほどもとの方より太くなっていること。また、そのさまや、そのもの。「—な(の)指」⇔先細り。 2 物事が、先に行くほど盛んになること。また、財産などがだんだん殖え...
さわ‐らか【爽らか】
[形動ナリ]《歴史的仮名遣いは「さわらか」とも》 1 ごたごたしていないで、さらりとしたさま。さっぱり。「けざやかなる髪のかかりの、少し—なるほどに薄らぎにけるも」〈源・初音〉 2 話し方などが...
らん‐すい【乱酔/爛酔】
[名](スル)正体がなくなるほど酒に酔うこと。泥酔。