なん‐ぼ【何ぼ】
[副]《「なんぼう」の音変化》 1 数量・程度についての疑問を表す。いくら。どれほど。「値段は—ですか」 2 数量・程度が限定できない意を表す。いくら。どれほど。「そばなら—でも食える」「—つら...
なん‐ぼう【男房】
女房に対して、局(つぼね)を与えられて宮中に仕えた男子。特に、蔵人(くろうど)をいう。また、貴人に仕えた男子。「御所中の女房、—」〈保元・上〉
なん‐ぼう【何ぼう】
[副]《「なにほど」の音変化》 1 「なんぼ1」に同じ。「稽古の際をば—御見せ候ふぞ」〈謡・鞍馬天狗〉 2 「なんぼ2」に同じ。「—飽かれた中なりとも」〈浄・国性爺〉 3 いやはや。なんとまあ。...
なんぼうろく【南方録/南坊録】
安土桃山時代の茶道書。7巻。南坊宗啓著。文禄2年(1593)ごろの成立。師千利休から習得した茶道の心得や秘伝を記したもの。福岡藩黒田氏の家老立花実山による偽書とする説もある。
なん‐ぼく【南北】
南と北。また、南と北との間。「—に縦断する道」
なんぼく‐アメリカ【南北アメリカ】
⇒アメリカ
なんぼく‐きょうどうせんげん【南北共同宣言】
⇒平壌宣言
なんぼく‐せんそう【南北戦争】
1861〜1865年に起こった米国の内戦。黒人奴隷を使用して自由貿易を主張する南部と、国内市場の統一、保護貿易を主張する北部との対立が、奴隷制不拡大を掲げるリンカーンの大統領当選を機に、戦争へ発...
なんぼく‐ちょう【南北朝】
1 南朝と北朝。 2 ⇒南北朝時代
なんぼくちょう‐じだい【南北朝時代】
南朝と北朝の対立した時代。 日本で、延元元=建武3年(1336)に後醍醐天皇が吉野に移ってから、後亀山天皇が京都にもどり南北朝が合体した元中9=明徳3年(1392)までの57年間、吉野の南朝(...