から‐いしき【唐居敷/唐石敷】
門の下部にあって門柱を受け、また扉の軸受けとなる厚板。石材で作ることもある。
か‐でんし【価電子】
原子の最外殻にあって、原子価や化学的性質を決定する電子。原子価電子。
かど‐やしき【角屋敷】
1 道路の曲がり角にあって、二面が街路に面している屋敷。 2 江戸古町の四つ角にあった屋敷。所有者は将軍に拝謁できたので、御目見(おめみえ)屋敷ともいう。角屋。
かだま・し【奸し/姧し/佞し】
[形シク]《動詞「かだ(奸)む」の形容詞化。「かたまし」とも》心がねじけている。性質がすなおでない。「—・しきもの朝にあって罪ををかす」〈平家・六〉
がん【癌】
1 生体にできる悪性腫瘍(しゅよう)。癌腫と肉腫の総称。なんらかの原因で臓器などの細胞が無制限に増殖するようになり、周囲の組織を侵し、他へも転移して障害をもたらし、放置すれば生命をも奪うまでに増...
かざししょう【挿頭抄】
江戸中期の語学書。3巻。富士谷成章(ふじたになりあきら)著。明和4年(1767)成立。文首・語頭にあって付属的に下へ係っていく、連用・連体修飾語、代名詞・感動詞・接続詞、接頭語などを挿頭(かざし...
かざ‐と【風戸】
煙道の途中にあって、風の通りを調節する簡単な仕切り口。
かたなし‐どころ【結政所】
律令制で、大内裏の外記庁(げきのちょう)の南にあって、参議・弁官・外記などが集まって政務を執った役所。結政の座。けっせいしょ。
から‐がら【辛辛】
[副]《形容詞「からし」の語幹「から」を重ねた語》やっとの思いで。かろうじて。「雷にあって、命—山小屋に着いた」
かけ‐こ・む【駆(け)込む/駈け込む】
[動マ五(四)] 1 走って中に入る。「軒先に—・む」「慌てて終電に—・んだ」 2 助けを求めて急いで相談に行く。「風邪が悪化して病院に—・む」「振り込め詐欺にあって警察に—・む」 3 押しかけ...