みょう‐り【冥利】
1 仏・菩薩(ぼさつ)が人知れず与える利益(りやく)。 2 知らず知らずの間に神仏から受ける利益や恩恵。また、善行の報いとして受ける幸福。「—がいい」 3 ある立場にいることによって受ける恩恵。...
ムード‐かよう【ムード歌謡】
歌謡曲のジャンルの一。従来からの日本の大衆音楽に、ラテンやハワイアンの要素を取り入れた音楽。第二次大戦後に現れ、特に昭和30年代から40年代にかけて流行した。
ムウェル‐こ【ムウェル湖】
《Lake Mweru》アフリカ中央部、コンゴ民主共和国とザンビアの国境に位置する湖。面積約4400平方キロメートル。名称はバンツー語で「湖」を意味する。バングウェウル湖からルアプラ川が流入し、...
ミラノしじゅうそうきょく【ミラノ四重奏曲】
《原題、(ドイツ)Mailänder Quartett》モーツァルトの弦楽四重奏曲第2番から第7番の通称。1772年から1773年にかけて作曲。通称はミラノ滞在中に作曲されたことに由来する。
みょう‐でん【名田】
平安後期から中世にかけて、荘園や国衙領(こくがりょう)の構成単位をなす田地。開墾・購入・押領などによって取得した田地に、取得者の名を冠して呼んだもの。名(みょう)。→名主(みょうしゅ)
ミハイロフ‐じょう【ミハイロフ城】
《Mikhaylovskiy zamok/Михайловский замок》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにある宮殿。18世紀末から19世紀初頭にかけてパーベル...
みはてぬゆめ【見果てぬ夢】
李恢成(イフェソン)の長編小説。昭和52年(1977)から昭和54年(1979)にかけて全6巻を刊行。韓国のソウルを舞台に、土着の社会主義を目指す人々の苦悩を描く。
みぶぎしでん【壬生義士伝】
浅田次郎の歴史小説。平成10年(1998)から平成12年(2000)にかけて「文芸春秋」誌に連載。新撰組隊士、吉村貫一郎を主人公とする。平成12年(2000)、第13回柴田錬三郎賞受賞。平成15...
ミヒンタレー【Mihintale】
スリランカ北部の都市アヌラダプーラの近郊にある山。紀元前3世紀、当時の王デワナンピヤ=ティッサが鹿に姿を変えたアショカ王の息子マヒンダと出会い、仏教に帰依したという伝説がある。同国における最初の...
みみずく‐どぐう【木菟土偶】
土偶の一種。縄文時代の後期から晩期にかけて主に関東地方でつくられたもの。刻み目を施した隆帯で輪郭を縁取り、円盤で両目と口を表現した顔が、みみずくの顔に似ることからこう呼ばれる。埼玉県さいたま市岩...