にほんかい‐かいせん【日本海海戦】
明治38年(1905)5月27日から翌日にかけて行われた日露戦争中最大の海戦。日本海対馬(つしま)沖で、東郷平八郎司令長官の率いる連合艦隊が、ロシアのバルチック艦隊に壊滅的打撃を与えた。
にほん‐ごだいむかしばなし【日本五大昔話】
室町末期から江戸初期にかけて成立した代表的な五つの昔話。桃太郎・かちかち山・猿蟹(さるかに)合戦・舌切り雀(すずめ)・花咲爺(はなさかじじい)。
にほんしょくぶつずかい【日本植物図解】
矢田部良吉による植物図鑑。明治24年(1891)から明治26年(1893)にかけて、全3号を刊行。
にほんし【日本誌】
《(ドイツ)Geschichte und Beschreibung von Japan》江戸時代初期に来日、2年間日本に滞在したドイツ人医師ケンペルの遺稿に基づく書物。1727年、ドイツ語による...
にほん‐ざる【日本猿】
オナガザル科の哺乳類。世界で最も北にすむ猿。日本特産で、青森県の下北半島から鹿児島県の屋久島まで分布。体長約60センチ、尾長約10センチ。毛は長く、顔としりの裸出部は赤色で、秋から冬にかけて赤み...
にる【煮る】
[動ナ上一][文][ナ上一]水などの中に食物を入れ、火にかけて熱を通す。「強火でにる」「魚を甘辛くにる」
にわか‐きょうげん【俄狂言】
素人が、宴席や街頭で即興に演じたこっけいな寸劇。江戸中期から明治にかけて流行。座敷で行う座敷俄、屋外で行う流し俄などがあり、大阪俄・博多俄などが有名。のちに職業として、寄席で、道具・鳴り物入りで...
ねつ‐えん【熱延】
《「熱間圧延」の略》金属を加熱してから圧延機にかけて、板状・棒状にすること。
ヌル【NULL】
日本のSF同人誌。筒井康隆が父や兄弟を同人として昭和35年(1960)に創刊。創刊号を目にした江戸川乱歩が、雑誌「宝石」で紹介したことから注目を集める。のちに小松左京、眉村卓などの作家や、当時高...
ぬま‐がれい【沼鰈】
カレイ科の海水魚。全長約90センチ。他のカレイ類と異なり、両眼が体の左側にある。北太平洋の沿岸から汽水域にかけて、また河川中流など淡水域にも生息。かわがれい。