エルジェーベト‐ばし【エルジェーベト橋】
《Erzsébet híd》ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川に架かる橋。西岸のブダ地区と東岸のペスト地区を結び、自由橋の北側に位置する。オーストリアハンガリー帝国皇帝フランツ=ヨーゼフ...
エルニーニョ‐げんしょう【エルニーニョ現象】
《El Niño events》赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より高くなる現象。発生海域のみならず、世界的な異常気象の原因となる。逆に海水温が下がるラニーニャ...
エル‐ハワリア【El Haouaria】
チュニジア北東部、ボン岬半島の北端にある町。毎年5月から6月にかけて、伝統的な鷹狩りの祭りが催されることで有名。古代ローマ時代の石切り場跡がある。
エルブス【elves】
雷放電に伴い、中間圏から熱圏にかけての地上約90〜100キロメートル付近に発生するリング状の発光現象。電離層に関係すると考えられる。スプライトやブルージェットとともに、高高度発光現象(TLE; ...
エルベ‐ひろば【エルベ広場】
《Piazza delle Erbe》 イタリア北東部、ベネト州の都市ベローナにある広場。古代ローマ時代の公共広場に起源し、当時はシニョーリ広場と併せてひとつの広場だった。14世紀に作られた「...
エル‐レイ【El Rey】
メキシコ東部、キンタナロー州にあるマヤ文明の遺跡。カンクン南東郊、カリブ海と潟湖(せきこ)に挟まれた砂州上に位置する。13世紀から15世紀にかけて交易の拠点として栄えた。南北に細長く、神殿や祭壇...
エレア‐がくは【エレア学派】
前6世紀後半から前5世紀初めにかけて、南イタリアのエレア(Elea)に興った古代ギリシャ哲学の一派。運動変化を否定して一元論を説いた。パルメニデス・ゼノンらが有名。
えんかいな‐ぶし【縁かいな節】
明治初期から中期にかけて流行した俗謡。歌の末尾ごとに「…が取り持つ縁かいな」と添えるもの。
えん‐きょく【宴曲】
鎌倉中期から室町時代にかけて、貴族・武家・僧侶の間で流行した歌謡の一。院政時代の雑芸(ぞうげい)・今様(いまよう)の系統を引き、これに天台声明(しょうみょう)の節まわしを取り入れたもの。作者には...
エンクロージャー【enclosure】
1 中世末から近代にかけて、特に英国で、それまで開放耕地制であった土地を、領主や地主が牧羊場や農場にするため垣根などで囲い込み、私有地化したこと。その結果、耕地を失った農民の都市流入や賃労働者化...